シュタインズゲート
シュタインズゲートのwindows版が発売されたので
購入してプレイしました。
以下ネタバレは極力避けますが、
遊んでみようと思っている人は避けたほうがいいかな。
元々はGAMEバンド団員のとあるお兄さんから
何人かの感染者を経てよしやってみようと至ったんですが、
面白いこと面白いこと。土曜日に購入したのですが
水曜日にもうクリアしてるっていうのはちょっとやりすぎですね。
プレイ時間は17時間くらい。
■あらすじ
主人公オカリンは中二病甚だしい夏休みの大学生で、
秋葉原駅前のラジオ会館で行われる
著名人のタイムマシンの発表会を訪れていた。
そこで女性の死体を発見する。
驚いたオカリンは逃げ出し、
友人のダルにメールを送るが、直後異変に遭遇。
オカリンは誰も居ない秋葉原に一人立っていた。
ラジオ会館に謎の人工衛星のようなものが衝突したようで、
駅前が封鎖されていたため、人がいなかったのだが、
オカリンは自分の記憶との違いに混乱する。
その後オカリンはダルとセミナーを見にいくが、
そこにはあの時死んでいたはずの女性の姿が。
……ってな感じです。
若干うろ覚えなんですけれども…
■ストーリー総評
基本的にはタイムトラベルなSFモノなわけですが、
タイムトラベルを絡めたストーリーっていうのは、
きちんと作ってあると鉄板だと思うんですよね。
この前プレイした「ゴーストトリック」もそう。
複雑に張られた伏線を、最後にしっかり解決してやることで
「ああそうだったのか」に到達する喜び、
脳科学者の茂木氏でいうアハ体験のような。
ドラえもんだったり、
猿の惑星だったり、
機動戦艦ナデシコだったり、
クロノトリガーだったり、
そういう色んな作品と同じく、
過去のミステリーに対して「ああなるほど!」
となる瞬間が嬉しい。
それをきちんと描けているから楽しいのだと思います。
途中から凄いなと思うとともに、
こういう話を書けるようになってみたいという
悔しさみたいなものまで生まれました。
あ、一番好きなシーンは
5章から6章に行くときに
オカリンが絶叫するところです。
立ち上がりそうになりました。
■キャラクター総評
キャラが濃いから立つ立つ。
主人公が濃いのはカオスヘッドも一緒でしたけど、
今回はそれぞれのキャラが仲いいから見てて楽しいですね。
オカリンはなんだかんだいって気合い入ってるし、
相当にいい奴だし。カオスヘッドの主人公とは
どうしても比べると上になっちゃうね。(笑)
それぞれのキャラを見ると、
回収しきれていないあたりの伏線が気になりますが、
それはやはりキャラに愛着を感じているからで。
そのあたりのキャラ別の話は後段で書きます。
■世界観総論
実際の秋葉原の風景を使っているので
すごく親近感沸きまくり。
よく見知った風景、見知った店舗名。
秋葉原いきたくなっちゃいますね。よく行くけど。
出てくるSF用語がオリジナルだけではなく、
既存の事件や出来事、
設定などを引用しているところがとても面白いです。
その書き込みもしっかりしてる。
用語をwikipedia等で調べると実際に出てきて、
興味が沸くと共に引きこまれちゃう。
タイムトラベルという概念に対して
「これは架空のもの」という気持ちが
ちょっと揺らぐような感覚。やられた。
「リーディングシュタイナーは誰にでもある」は
凄く優しい言い訳ですよね。
実は勿体ないなと思うところがあって、
対立組織との争いが殆どないんですよね。
主人公の能力がそういう類の物ではないから
しょうがないのだろうとは思うんだけど、
カオスヘッドをプレイした身としては
もうちょい戦って欲しかったとも思うのです。
■デザイン・演出総論
時間を移動したとき、世界線が変わった時の演出が好き。
何度も見ることになるから慣れちゃうけど、
最初に観た時は興奮しました。
携帯電話のシステムは面白いけど、
これはカオスヘッドの時と同じく
選択肢をどう変えたか、ということを
ストーリーや世界観と絡めた上で
何を使って表現するか、という仕掛けなので
逆算すると生み出すロジックは作れそう。
真エンドでの演出はすごかったですね。
最初は失敗したかと思った。
あれは興奮してしまいます。すごい。
コスプレパッチを当てたんですが、
ミスターブラウンが……
■総括
攻略wikiとかの議論を見る限りですけれども、
時間を一杯移動するうちに矛盾してそうだったり、
回収していない伏線があったり、
怪しげな所はいっぱいあるんですけれど、
それを「気になると思わせる」というのは
イコール作品が優れているからで、
その引力はものっすごい作品だったと思います。
カオスヘッドの時は人によりお勧めしない、
とお話していましたが、
シュタインズゲートは安心してお薦めできます。
そしてこのゲームはこのシステムで楽しむべきだと思うし、
メディアミックスされた他のメディアでは
十分ではないのは428なんかと同じ。
XBOX360のあとwindows版でだいぶ手に取りやすくなりましたが、
やっぱりPSP版あたりでも発売してほしい。
シュタインズゲートキャラクター各論
キャラクター各論ですが、
こっちはさらに未プレイの人は避けたほうが良いと思います。
ネタバレもいっぱいあると思います。
多少改行をしておきましょう。
ト
ゥ
ッ
ト
ゥ
ル
|
☆
■岡部倫太郎(オカリン)
中二病が凄いけど、友達思いで、
熱いときには熱くて、まゆしぃとの絆も大事にしてて、
主人公らしい主人公ですね。
回収されてなかった伏線の
「2000年の熱」とかリーディングシュタイナーとか、
その辺が気になるところですが……
あまりに中二病の期間が長かったせいか、
普通の人みたいな描写の時に妙にキザっぽく感じる。
■牧瀬 紅莉栖
こうして漢字を書いてみると、
名付け親は中二病の気がしてきますね。
ツンデレなキャラクターなんだけど、
自分がこのキャラのエンディングに到達するために
プレイしていた時は、スキップしていたために
どうも仲良くなったという実感が沸かないですね。
父との関係は改善してほしかったなぁと思いつつ…
でも天才ってそういうものなのかもしれない、とも。
真エンドではでも、オカリンとの関係は「これから」なわけで、
その辺も気になるところですよね。
まゆしぃという対立候補も居るしね。
■椎名 まゆり(まゆしぃ)
メインヒロインかと思っていたんだけど……
まゆしぃルートでのクリスとのやりとりで
ものすごく泣けました。
こういう人が一人いると、人生って楽しい。
このキャラも残った伏線が多いですね。
スターダストシェイクハンドとか、
カイちゅ~とか。
頭がユルいのは何かタイムリープとかと
関わってくるかと思ってたんだけど、そうではなかった。
トゥットゥルー☆
■阿万音 鈴羽(あまね すずは)
不遇なキャラの感じがします。
でも一番の功労者ですよね。
世界線にもよるけれど、
このキャラが一番全体と遠いせいか、
どうしても他のキャラより一歩引いた感じ。
一人だけバトル系として成立しているせいか、
なんか違和感を感じるところも多かった。
■フェイリス・ニャンニャン
基本的にどのルートでも
しっかり変な人を演じている辺りが
凄くまともなキャラクターなんでしょう。
実は相当非現実的なキャラだと思うんだけど、
他のキャラに埋もれてるから気付きにくい。
■漆原 るか(うるしばら るか)
みんなこのキャラの設定とか、
トランスセックスとか、色々あると思うけど
最大の謎はこのキャラのお父さんの存在だよ!
■桐生 萌郁(きりゅう もえか)
このキャラだけなんかカオスヘッドっぽい。
ちぐはぐした感じのイメージがあるんですが、
根本には精神的な不安定さがあるわけなんですよね。
そう考えると扱い的にも一番不遇かもしれない。
女性キャラなのに個別ルートないし。
■橋田 至(はしだ いたる)
ドモンやスネ夫(新)と同じ声の人ですよね……
声優さんってすげーなと本当に思う。
こんなに凄い技術を持っているなんて、
絶対後で悪役になるに違いない!!
って思ってたんですが、なりませんでした。
おかしいなー。
本当にスーパーハカーだったなんて…
■天王寺 裕吾(てんのうじ ゆうご)
立ち位置がなんとも「大人」ですよね。
ちゃんと考えてみると、どうしてこの人が
この立場をとるようになったのか、に哀愁を感じる。
ガジェット研究所に直通回線が引かれてるのは
多分この人がエージェントだからだよねぇ…?
この辺りの伏線も回収されきってないので
どうにももやもや感が。
ファミ通コミッククリアを読んでみたら
フサフサでびっくりしました。
あ、ここに書いちゃうけど、綯には
もう少しデレたときの描写があってよかったのでは。
ではでは、エル・プサイ・コングルゥ。
つぶやくTrackBack URL :
Comments (2)

