2009/07/26

時間間隔が鋭敏に

Filed under: 雑記 — ksk @ 8:17 AM

なんか最近時間間隔が鋭敏になってる気がする。
「大体いま何時何分」って結構しっかり当たるんですよね。
さすがに分単位はずれるけどさ。

それも関係してるのか、どーにも生き急いでる感じがしてよくない。
常に切迫してる状況にあるというか、
何かしなくちゃと思ってしまっているというか、
もうちょいのんびり生きないといかんなと思うのだけど。
なんかそれができないようになってきてるな。

その上仕事でも多数の締切と一緒に戦ってて、
GAMEバンドの本番も迫ってきて、
どうも最近は心の出力を50%くらいカットしてる感じ。
時々こういう状況に陥ってる自分がいる気がする。
結局は自己管理の一環ではあるんだが…
もう少し、ユルく生きられないと自分がすり減るなぁ。

さて、そんなんで今日から13連勤です。
職場の人が「私は19連勤したことある」と言ってたけど、
だからなんだという感じで、数とは関係なく連勤はきついのです。
勝手がわかってないとこういうことになるからよくない。
出力押さえて頑張ろう。

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2009/07/25

雑記0724 破を見たよ

Filed under: 雑記 — ksk @ 1:05 AM

漫画購入。もやしもん8巻と百舌谷さん逆上するの3巻。
もやしもんは全部話見てたので、特に。
夏だしビールは飲みたくなった。
んで、今回は限定版が買えず。
全然見つからないのです。すごいな。

百舌谷~は思いのほか面白かった…というよりかは、
画力に押された。力のある構図が多かった感じ。
話も展開してきたし。続きが楽しみではある。

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で、もやしもんの限定版を求めて本屋をぶらぶらして、
ついに「ぼくらの」の最終話を読んだ。
うーん、救いがない。でも、ここまでいくと、
救いがあっても話としてはまとまらないんだと思う。

ぶらぶらしていて、つい目に入った本を買ってしまう。
財布にあまり金がなかったが、自重できなかったのは
たぶん仕事のストレスと判断力の低下によるもの。
ちなみに買ったのは
・藤子F不二雄大全集「ドラえもん」1巻
・藤子F不二雄大全集「オバケのQ太郎」1巻
・ロックマンメガミックスvol.1
・ロックマンメガミックスvol.2

……全部人が殺せるくらいの厚さがあります。
もう本棚に入れるところがないぞ…どうする…
全集はこれからも増えたらやばいぞ…どうする…

…考えない!!

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やっとエヴァ破を見てきました。レイトショー。
しかし確かにこれ、内容を書くわけにいかないな。
ネタバレしない程度に書きますが、見てない人は避けてもいいかも。
 
 
 
 
 
序がリメイクっぽかったのに対して、
派は再構築+αな感じでしたね。
美味しいシチュエーションを踏襲しつつ…みたいな。
しかし全体的に熱い展開が多くて、
なんというかスパロボに吸収しやすそうな話に
なってきたなとちょっと思ってしまいました。
これならスーパー系パイロットに励まされなくても
元気に戦えると思う。というか、スーパー系パイロットに
励まされてああなっちゃったのかな??

しかし、映画版のいろいろは模型にしづらそうね。
動きが…こう…すごいからね。前回のラミエルさんしかり。

スタッフロールに鬼頭莫宏の名前があったよ。
ちょうどぼくらの読んだ直後だったのではっとした。

「キュイーン」←ワンダースワンの起動音

次はまた2年後…もしや3年後かな?

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2009/07/21

雑記0721 レベルを上げる日々

Filed under: 雑記 — ksk @ 11:58 PM

ドラクエは例のあれ四つ目くらいまで。
評判はあまり良くないみたいだけど、
自分としては一つの仮説がたったので、
それを検証しつつプレイしようと思う。

そういえば、すれ違いで手に入る地図がカンストしちゃった。
うっかりレア地図を捨てたりして涙目。
いまだに一番簡単な地図すらクリアできない。

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先日のスーパーショケン大会の参加者の皆様の
日記なり感想なりを見てにやにやする言いだしっぺ。
キモいよ!俺!

しかし、よく考えたらあれだけ団体が集まって楽譜集まって
1回も赤いヒゲの親父の曲はなかったんだからすげぇ。

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そろそろベース練習しないとなぁ。
というか、ドラクエ自重しないといけないよなぁ。

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2009/07/20

雑記0720 秋葉原に増殖する立ちんぼ

Filed under: 雑記 — ksk @ 6:35 PM

第一次スーパーショケン大会の反省点。
・ロゴを作れなかった。
 →黄色でスーパーでアルファーな感じのロゴを作ろうと思ってたのに、
  最終的に断念。プログラムとか用にしたかったのに…うぐぐ。

・読み変えができない。
 →チューバの楽譜を一オクターブあげて読む技が使えないでござる。

・明らかな体力不足
 →午後からの疲労度は異常だったと思う。

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19-20は天気がよかったから熱海に風呂に入りにいってきました。
駅前商店街以外なにもなくてびっくりした。
行程。

昼ごろ到着。
13:30くらい→お昼ごはん。酢豚。
14:30くらい→風呂
15:30くらい→熱海をぶらぶらするが何もなくて驚く
18:30くらい→鰻食おうと思ったら店が全部終わってて涙目、結局刺身を食う。うまい。
19:30くらい→風呂(二件目
20:30くらい→ドラクエ開始

翌日
10:00くらい→アイス食う
10:15くらい→温泉まんじゅう食う
10:30くらい→ぬれおかき食う
12:00くらい→駅弁食うin東海道線
12:30くらい→アキバ着

でした。宿からの海の眺めは良かった。

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ドラクエ9のすれ違い通信機能を使ってGAMEバンドの宣伝を試みる。
これまで。
通勤→行き帰りで4~6人くらいヒット
最寄駅→改札近くなら電車一本あたり1~2人ヒット
東京駅→入れ食い
横浜駅(通過)→3人ヒットいけます
秋葉原→入れ食いスーパー

さすがに秋葉原は入れ食い。
人通りがあれば一瞬で3名に達します。
で、どうやら同じことを考えている人が大量にいるらしく、
駅改札内外のありとあらゆる柱にはDSを持ってる人が立ちんぼしてます。
自分もその一人であることに変わりはないのだけれど。(笑
秋葉原は大体1~2分で3人埋まります。
駅前のヴィドフランスのイートインでケーキ食いながら
コーヒーすすってるだけでガンガンヒットします。
忙しい時は再設定で食ってる場合じゃないです。

…というわけで、ここまでで述べ313名とすれ違いしました。
500人、1000人すれ違いでもらえる称号があるらしいです。
適度にがんばります。

あ、ストーリーは全然進んでません。まだ2つめ手に入れたくらいです。
でも宝の地図はページ7くらいまでたまりました。(笑

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2009/07/19

御礼

Filed under: 音楽 — ksk @ 12:34 AM

御礼申上げます。

このブログは、身内以外にも向けて書いているので、
本来私信はご法度としたいのですが、今回は御礼申上げたい方々が
非常に多岐にわたっているので、こちらで御礼させていただきます。

というわけで、まずは顛末を申し上げます。
このブログ右側のナビバーにありますGAMEバンド、
僕が所属している団体ですが、このほかにも沢山の、
GAME音楽を取り扱う団体さんがいらっしゃいます。
この各団体間の交流を図ろうという試みはこれまでもありましたが、
自分はそれについてどんな試みができるだろうか、と考えてました。

できるだけ苦労が多くなく、楽しめて、実りあるものを。
その結果考えたものが、各楽団の楽譜を持ちより、
みんなで一日吹きあかそう、というものでした。

18日は、そのイベントを実行したのでした。
結果は、自分で言うのもなんですが、大成功で。
参加者は75名、打ち上げにも60名を超える方にご参加頂きました。
西は大阪、北は仙台。ほとんど日本半分です。
と、いう前提で、以下は参加してくださった皆様へのお礼です。

まず、ご参加くださった各楽団様、ありがとうございました。
今回何らかの形でコンタクトさせていただいた楽団様にお礼申し上げます。

東京ファンタジックブラスバンド様
ルセッタアミュゼ吹奏楽団様
ラストエリクサーウインドオーケストラ様←本番近し!要チェック!
コスモスカイオーケストラ様
管弦楽団星の調べ様←本番近し!要チェック!
ファミコンバンド様
リトルジャックオーケストラ様←本番近し!要チェック!
II魂様

お忙しい中、本当にありがとうございました。

次に、当日まで様々な形で動いてくれたスタッフの皆様に御礼申上げます。
今回僕がしたことはほとんどなくて、
実際に動いてくれたのはGAMEバンドをはじめとしたスタッフの皆様で。
施設との折衝、楽譜の準備、管理、当日の受付、会場準備、
所属楽団内部との連絡、指揮、楽譜作り、連絡…
ほんとに頭の下がる思いです。
楽しい時間を誠にありがとうございました。
 
 
18日は本当に楽しい時間を過ごすことができたと思います。
先日、某大学の吹奏楽団のウェブサイトを見ていた時、
「一期一奏」という素敵な言葉を見つけ、
思わず心のXボタンを押して深く心に刻み込んだのですが、
今回のような催し物にふさわしい言葉だと思うので、
心の「おもいだす」コマンドで思わず取り出しました。
技術じゃなくて、理屈じゃなくて、ただ楽しく音を合わせる時間。
こういう機会がもてて本当にうれしく思います。
またいつか、こういう機会が作れれば幸いです。

それでは、皆様本当にありがとうございました。
またいつか、一緒に演りましょう。
 
 
 
 
 
…次は小ホールが必要かな?(笑

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2009/07/16

雑記0715 こまごましたこと

Filed under: 雑記 — ksk @ 12:01 AM

ネットでの拾いもの1行。

バクマン→ローマ字にする→下を少し隠す→「RAKIIMAN」

いやいやいやw…ある意味もう驚かないけども!

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あずまんが大王の新装版を買ってみる。
これまでの部分もかなり修正されててびっくり。
特に目の書き方を中心にかなり代わってる。
でもあずまんがは当時の絵のほうがいいかなぁ。
なんか違和感があるんですよね。ゲッサンで読んだ時もそうだけど。

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上司が2日間夏休みを取ってる。
理由はどうやらドラクエ休暇らしい。
ちなみに僕はすれちがいしてるばっかりで全然進んでません。Lv13くらい。

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音ゲはちょっと休憩。
正直、隠しも遊び切ったし特にやりたい曲がなくなった。

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FF5ノベはあんまり書き貯めがないです。
のんびりのんびりやります。

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2009/07/15

勝手に小説化 FF5 vol.1

Filed under: 勝手に小説化FF5,連載 — ksk @ 11:42 PM

 タイクーン城。風の加護を受ける地域を統べるこの城の頂には、荘厳な作りの城には少々不似合いの、巨大な鋼鉄製のケージがあった。

ケージの中には鋭い瞳を持つ竜が体を横たえている。彼らは飛竜といい、その名の通り広大な空を自らの翼で舞う、空の王者だった。だった、と過去の形を用いたのは、彼らが空の覇権を握っていたのが遠い昔のことだったからである。彼らは、大空が彼らだけの庭だった遠い昔から少しずつ数を減らし、そして今では、タイクーン城に住まう彼がこの世界に残る最後の飛竜となってしまっていた。

そのケージが開き、飛竜の主と思われるローブの男性がケージに入る。飛竜はその背にかけられた鞍に主の重みを感じ、のっそりとケージから出ると、力強く翼を広げ、空に向かってケエエッ!と力強く啼いた。

「よし、いいぞ。風の神殿だ、時間がない。」

 飛竜の背にまたがった主–タイクーンの王は、緊迫した表情で、しかし優しい声で言った。飛竜は命を受け、飛び立つために両の肢に力をこめた。

「お父様!」

背後から呼ぶ声が聞こえ、王は飛竜を留まらせた。

「レナか。」

 レナと呼ばれた若い女性は、息を切らせて駆け寄ってきた。飛竜が無垢な瞳を彼女に向ける。レナが飛竜に優しく微笑むと、飛竜は愛情を示す高い声で応えた。

「どうしても行かれるのですか?」

 レナは父に向き直ると、心配そうな顔で訊いた。タイクーン王は、険しい表情になった。

「レナ、お前は城を守るのだ。決して追ってきてはならぬぞ。」

「でも……」

レナは何かを言いかけたが、父の瞳に制され口をつぐんだ。父は眼下に見える大地に視線を向ける。

「風の様子がおかしい。私は風の神殿のクリスタルの所へ行かねばならぬ。」

「ええ……わかります。」

 言ってレナも眼下の木々を見つめた。その葉は普段と同じように風にそよいでいるが、レナが知っているものと何かが違った。言葉では形容しがたい力、自然の持つ力強さが失われている感覚。それは、タイクーン王よりも若く、魔術の才に溢れたレナがより強く感じていた。

「でも、おひとりでは……」

「急がねばならぬ。あれの扉は私が行かなくては開かない。心配するな。皆は後から来てもらうことになっている。」

そう言って王は微笑んだ。レナはまだ何か言いたそうだったが、それを飲み込み、不安そうな顔で頷いた。その表情を確認し、王は鞍の側面を蹴った。飛竜が大きく翼を広げ、一啼きすると、ゆっくりと空へと昇った。

「お気をつけて……」

 レナがそう言ったのを聞いて、王は片手を軽く挙げた。レナは、遠くなる飛竜の姿をじっと見つめていた。風が、レナの紅い髪を力なくなぜた。

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2009/07/13

おいのりをする

Filed under: 雑記 — ksk @ 10:19 PM

ドラゴンクエスト9をちゃんとプレイしてます。
いろいろ言われてることはあるけど、
ドラクエな雰囲気は相変わらずで安心しました。
序曲が趣が違うのは、後々効いてくるのかな?

やっぱりいつの時代もドラゴンクエストは子供を対象に
作っているのかなーと実感。
もしくは、7くらいからどんどん対象が子供に向いてる?
4、5、6はどちらかというと大人向けだったろうか…
でも、これでいいと思うのですけれどね。
僕はもうドラクエの対象年齢外、という認識で。

————————–
ドラクエの世界の独特な雰囲気は、
世界全体に流れている一方向性にある気がします。
他のゲームにはないそれは、なんとなくですが
この世界で信仰されている「神」なんじゃないかなと思っています。

「おいのりをする」で毎回無意識に触れる神の存在ですが、
ドラゴンクエストの世界は必ずこの神への緩やかな信仰があって、
多分それはこの世界の人々の生活の安定に一役買ってるんだと思います。
ドラゴンクエストの世界が牧歌的で、素敵に見えるのは
多分こういうところなのではないかなぁ。

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2009/07/11

DのQの9をだな

Filed under: 雑記 — ksk @ 11:06 PM

買いました。
新小岩に新しくできた古本市場で新品20%オフ、4784円かな。
のんびり遊びたいと思います。
まだ電源すらいれてません。

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なので以下ポップンの話です。

クリアは増えてないけど全解禁きたのでそれなりに遊んでみました。
演説とか近代絶頂音楽のEXが難なくクリアできるようになってて、
自分の成長を感じました。
何はともあれ、伸びるということは楽しいものです。

逆に今回はLv41の曲が難しいね。
エレジィも結構怪しいし、
ピアノテックも厳しい。
サイバーウエスタンは安定してきたかな。

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音ゲーもいいけど、楽器の練習もしなきゃなぁ。

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勝手に小説化 FF5 vol.0

Filed under: 勝手に小説化FF5,連載 — ksk @ 11:25 AM

ファイナルファンタジーⅤをノベライズすることに挑戦してみます。
ゆっくりでも完結させられるといいなと思います。
加筆・修正等は随時。

——————————————

0

 ムーアの大森林。大地の何分の一かを占めるこの広大な森林は、人を拒む固い意志をもった賢樹たちによって成っている。賢樹たち、と書くが、彼らは多数の木々であると同時に、ひとつの意思を共有した巨大な融合体であり、中枢に樹齢一万年を超す「大賢樹」を置く一大情報ネットワークシステムである。

 大森林の木々は苗木のときから徐々に根を大地に、葉を空に張り巡らせ、世界中の情報を風と大地と水から取り込む。情報はすべて大賢樹に送られ、それらが選択と整理の後、再びすべての木々に行きわたる。いつしか木々は成長とともに、その意識を大賢樹と同調させ、ついには融合を果たす。

 人間はまずこの大森林に入ることができない。生い茂る植物が道を阻み、無理に切り倒そうとすると災難が降りかかる。近隣の村の人間はそれを知っているからこそ森に分け入ろうとはしない。あるとき遠方から訪れた木こりが「お宝の山だ」と森に割って入ろうとしたときには、体中を殺人蜂の針で膨らせて森の入口に転がった。木々は人間という存在を、情報ネットワークのノイズとして頑なに拒んでいる。それは大賢樹の意思で、同時に森全体の意思である。

 この森に生まれた一本の苗木があった。彼–あるいは彼女なのかもしれないが、便宜的に彼と呼ぼう。彼もまたムーアの大森林に根を下ろす一本の若いネットワーク末端にすぎなかったが、彼はたまたま、大森林の最も外側にその命を芽吹かせた。そのことは彼がほかの木々に遮られずに、自分の根や葉を外界に向けて伸ばすことを可能にした。好奇心の強かった彼は、大賢樹のネットワークに同化するより前に、自身で情報を得て、自身でそれを吟味するようになった。彼は積極的に外界の情報を、特に近隣に住む人間たちの情報を取り入れた。

 そして次第に彼は狡猾さを増した。表向き大賢樹のネットワークに同化するように見せかけ、その実自分に興味のある情報は自分の元に取り置いた。大賢樹が情報選定の際に取り除く「感情」の情報を、彼は積極的に取り入れ、愉しんだ。

 だから彼は、他のどの木々たちよりも大森林の外界、ことに人間たちの情報に長けていた。世の中にどんな善があり、そして悪があるのか、ずっと年上の木々よりもよく知っていた。木々はそんな彼を良くは思っていなかった。しかし、若気の至りと強く気にも留めなかった。彼は学んだ。根と葉から送られる賢樹たちの知識も、人間たちの知識と心も。

 あるとき、彼の中に小さな情報が飛び込んだ。彼の伸ばした根と枝のネットワークがつかんだ、彼だけに影響した小さな感情の情報。今となってはその感情が何だったのかを知る者はいないが、この小さな情報が、彼と、そして世界を取り巻く大きな物語を作る最初の一歩だった。彼はその情報を吸収し、そしてほかのどの樹にも渡さなかった。その情報は彼の中で次第に大きさと強さを増し、そして彼もそれを受け入れた。

 そこに彼の誤算があった。これまで、彼がとりこんできたすべての情報は、意思を持ってはいなかった。彼にとって情報は従順で、選択される対象にすぎないものだった。しかし、このとき彼が取り込んだ情報は、大森林における彼自身の如く、その内部に自律した意思を隠していた。だんだんとその情報が彼を支配し、彼という存在を塗り替えていく。彼は次第に自分が侵され、消えていく恐怖にとらわれた。そこで初めて、彼はほかの木々に助けを求めた。

 彼に起こった事態を知った大賢樹とった手段は、彼の追放だった。彼を森のネットワークから外し、被害を最小限に抑える。このことは、これまでにも森のある樹木が病んだときには行ってきた手法で、そして森のすべての木々には、追放される覚悟が備わっていた。融合しひとつになったネットワークにおいて、自分が滅することで森が生き残ることは、すなわち自分が生き残ることと同義である。この「切り離し」は大森林の最大限の優しさであった。

 しかし彼は元よりネットワークには参加しているように見せかけていたにすぎない。彼にとって追放されることは生存ではなく滅亡であった。十分に人間の感情を吸収した彼は、大森林がとった彼の滅亡という選択に大いに苦しんだ。そして、いつしか彼は、まるで人間が誰かを逆恨みをするように、自分を追放する選択をした大森林を憎むようになった。

 彼を蝕んでいた情報は、彼のこの憎しみにすかさず付け入った。情報は彼に森への復讐を果たす自律と自我を提供し、そして彼はそれを手に入れる代わりに情報の望みを果たすことを約束した。約束が果たされたとき、彼はもう彼ではなくなっていた。彼を塗り替えた情報と一つになり、全く新たな存在となった。自律を得て、情報の持つエネルギーを取り込み、自身の体さえ自由に変化できるようになった彼は、分が復讐を果たすにはまだ力が足りず、知識も足りないと考えて、まずはじめに森を飛び出した。

彼は数百年の後、自らを「エクスデス」–死を超えるものと名乗り、自身の求める力として「無」にたどりつくことになる。しかし彼は、それが彼自身を蝕んだ情報によってもたらされた意図的な帰結であったことに、永遠に気づくことはできなかった。

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