2010/02/28

鈴木先生(9)/武富健治/双葉社アクションコミックス

Filed under: 本・雑誌・マンガ — ksk @ 11:51 AM

9冊目。
これまでもずっとそうではあったんだけど、今回はテーマが「選挙」ということで
一気に顕在化したのが「社会に対する視点」。
これまでずっと鈴木先生(良識者)/生徒(無知・純真な子供)
という対立の間に保護者又は教師
(固定観念に縛られる大人)が入り、
鈴木先生との戦いを繰り広げる展開だったのが、
鈴木先生の教育の結果として子供たちの能力が高まり、
その代わりに戦いの対象は良識とか道徳の中身から
「社会システム」そのものへと変動してっている。

子供たちとの戦いの中でも、
読者たる大人が既に持っている「常識」の再構築という
テーマはもちろんあったけど、ここまで表に出てなかった。
それが今回の選挙ではもうモロに大人向けに書いてるのね。
政権が交代した今、生徒の西が言った事は、
ある意味ではエリート支配的思想も孕む危険なもの。
しかしそこは切り落として、完全に選挙システムの善し悪しだけに向けてる。
ギリギリ政治的だとは言わないレベル。

今回ちょっと残念だったのは、登場人物が多すぎて、
かつ多分今後に引っ張るだろう小川を中心とする関係、
生徒それぞれの恋愛感情と、お話の部分が多すぎて、
あまりこの選挙システムへの言及部分が少なかった事。
だからこれまでの鈴木先生に比べれば全然
「すんなり読める」鈴木先生だった。

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勝手に小説化 FF5 vol.4

Filed under: 勝手に小説化FF5,連載 — ksk @ 1:07 AM

 バッツとボコは山岳地帯を北上していた。ボコの強靭な脚は隕石の影響で複雑に隆起した地面を難なく駆けていく。しかしその足取りはいつになく乱暴だった。バッツは激しく揺さぶられ、必死でボコの首にしがみついていた。ボコはバッツを振り落とすかの如く身体を左右に振り、疾走していた。

「ボコッ!」

たまらずバッツが叫んだとき、ボコは急にブレーキをかけ立ち止った。反動でバッツはボコから振りおろされ、受け身はしたものの地面にしこたま体を打ちつけた。

「いててて……ボコ、急に止まるなよ!」

バッツはボコに言ったが、当のボコは悪びれる様子もなく、逆に威圧的な目でバッツを見下ろしていた。バッツは負けじと主人の貫録を見せつけるようにボコを睨みつける。

「なんだよその目は」

バッツが言うと、ボコは怒ったようにクエエッといななきながら羽をばたつかせた。そのしぐさから、バッツはボコが何を言いたいのかを悟った。バッツは大きく息を吐いて、遠くの空を見た。

「……じいさんに、女の子だもんな。」

ボコはバッツがガラフとレナと別れたのを見ていた。付近はゴブリンによる盗賊被害の多発地帯である。旅慣れた者でも警戒するこの山岳地帯で、老人と女性の二人旅は危険すぎた。それはバッツも十分承知していた。

 それでもバッツが二人と別れることを選択したのは、自身の内部にある妙な不安感の為だった。隕石が降ってきた瞬間にバッツの中に根付き、今もずっと残っている妙な不安感。バッツは心のどこかで危険の匂いを察知していた。あの得体の知れない二人と別れることによって不安が消えたならば、不安の原因はあの二人と考えることができると思っていたのだ。

 しかしその選択とは裏腹に、バッツの不安は二人と別れたあと、さらに大きくなった。だからバッツは二人が向かうと言っていた風の神殿を求め、ボコを駆っていたのだった。

「わかったよ、ボコ。さっきの二人を探そう。」

バッツがそう宣言したのを聞いて、ボコの目が嬉しそうに輝いた瞬間、遠くで地響きのような音がした。そして同時に、さっきの二人のかすかな悲鳴をバッツの耳は捉えていた。バッツはボコと顔を見合わせると、大きく頷いてボコの背にのり、音のした方へ駆けて行った。

 程なくして、バッツは前方に二人の人影を捉えた。服装から見てガラフとレナであるのは間違いない。二人は地面に倒れたまま動かなかった。バッツは舌打ちし、さらにボコにスピードを出すよう求めた。その時、バッツの視界の端で黒いものが動いた。

「ギィッ!!」

ゴブリン達が崖の上から飛び出してきていた。獲物を横取りされまいと、バッツに飛びかかる。バッツはそれを上体の動きでかわすと、まず先にレナ達のところへ急いだ。ボコから飛び降り、ボコに自分の背後を任せ、バッツは二人の容態を確認する。二人は気絶しているようだったが、頬を叩くと反応があった。どうやらゴブリンの仕掛けた何らかの罠にはまってしまったようだ。

二人の命に別状がないことを確認すると、バッツは辺りを見回した。4体のゴブリンが辺りを囲んでいた。バッツはボコと目配せし倒れている二人を守るように陣取り、腰の剣を抜いた。

 

レナは意識を取り戻すと、はっとして起き上がり辺りを見回した。レナの記憶は頭上の崖が崩れたところで途切れていた。今見ている景色は、記憶が途切れた瞬間とは違うものだった。どうやら、周りに危険はないらしい。何が起こったのかレナには判らなかったが、自分が命を失っていないことに感謝した。隣にはガラフが倒れていた。ガラフの胸は静かに上下しており、生きていることが判るとレナは小さく息をついた。

「よう」

頭上から声が聞こえ、レナはそちらを見た。逆光でよく見えないが、大岩の上に人影があった。人影は岩から飛び降りると、レナに駆け寄った。少し遅れて、ボコがばさばさと羽を散らしながら降りてきた。

「バッツ!!」

バッツの姿を見て、レナはここまでに何があったかを理解した。

「ごめんなさい。」

二度も命を助けてくれた恩人に、レナは深々と頭を下げた。

「おいおい、よせよ」

バッツは笑いながら両手を振った。それからバッツは反対側に向き直ると、遠くを指差した。山の向こうに塔や建物の屋根が見えた。レナたちが目指していた風の神殿へ向かう道の途中に位置する街、トゥールのものだろう。

「隕石が落ちた時のショックであちこち崖崩れや地割れがおきてる。トゥールに通じていた道も塞がっちまってた……」

バッツはそう言って肩をすくめた。

「それでも私は、風の神殿に行かないと……」

レナはそう言って、胸の前でぎゅっとこぶしを固めた。バッツは一瞬、その強く、気高いまなざしに見とれた。

「う……」

うめき声がして、バッツとレナはガラフの方に向き直った。ガラフは何やら苦しそうに胸を掻いている。

「風の神殿に……急がなくては……」

無意識のまま、呻くようにガラフはつぶやいた。

「このじいさんも、風の神殿か……」

バッツは溜息をついた。そのまま少し、バッツは目を閉じて考えた。まぶたの裏に浮かぶのは、父の姿だった。

 

 バッツの父、ドルガン・クラウザーは旅人だった。しょっちゅう家を空けては、数か月から一年の後にふらりと帰ってきた。それゆえ、バッツの幼いころの記憶に父の姿はほとんどなかった。バッツの母ステラは、厳しい父と優しい母の役割を両立したいい母親だった。

 バッツが物心つくころ、帰宅していたドルガンと、幼いバッツの前で母は逝った。病気だった。母は最期に二人を笑顔で見つめ「愛している」と言った。母の墓の前で、父は懺悔するように両手を固く結んで静かに泣いていた。まだ死の意味すら良く分かっていなかったバッツはどうしていいか判らず、母の不在にただただ声をあげて泣いていた。

 現在から三年前、ドルガンが亡くなるまでバッツはドルガンと共に旅をした。ドルガンはバッツに生き残るための知恵を教えた。父とは度々対立することもあったが、年に一度は必ず母の墓参りに故郷へ戻り「仲良くやっている」と報告した。

 三年前、ドルガンは亡くなる前に、バッツに「世界を旅して見て回れ」と伝えた。父はいつも何かを探していた。何かを恐れているようにも見えた。父が何を求め旅しているのか訊いた時、「二十歳になれば教える」と言われ、しかし結局バッツはそれを知る前に父と別れることとなった。そして今、バッツは父の教えに従い、相棒のボコと共に世界を回っていた。母の隣で眠る父は、今この場面ならどうするだろう。

 

「やっぱり、俺も行くぜ」

目を開けて、バッツはそう答えた。レナの瞳が明るく輝いた。

「親父の遺言なんだ。『世界を旅して見てまわれ』。それに……風が呼んでる」

レナが嬉しそうに笑う。バッツは、それを見て自分の心の中の不安が軽くなったのを感じた。おそらく、自分もまた風の神殿に向かわなくてはいけない。バッツはそう判断した。

「とかなんとか言って、本当はこの子にホの字じゃないのかい?」

茶化すような声が背後から聞こえ、バッツとレナは驚いて振り向いた。ガラフがニヤニヤ笑いながらこちらを見ている。

「じいさん!気がついてたのか?」

「あったりまえよ!」

ガラフは飛び起きると、無事をアピールするように力こぶを作って見せた。レナが安堵するように笑い、バッツも呆れて笑みがこぼれた。

「しかし、道はふさがれてしまったぞ……」

急にガラフはまじめな顔になり、隕石の落下が原因の崖崩れで埋まった街道を見やった。三人は黙り込んでしまう。風の神殿に行くには街道を抜けるか、そうでなければ海を越えるしかないが、風が止まり、道が塞がった今、神殿への道は断たれていた。

「でも……行かなくちゃ!」

レナは力強く、明るい笑顔で言った。

「そうだな。行こうぜ!」

バッツもつられて笑顔になり答える。ガラフも大きく頷く。ボコが嬉しそうに羽をバタつかせた。今はとにかく前に進むことが重要だった。三人と一匹は、希望を求めて山岳地帯を進んでいった。

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2010/02/27

涼宮ハルヒの消失(映画)

Filed under: 映像・ビデオ・DVD — ksk @ 7:53 PM

今日見てきました。
実は涼宮ハルヒ関連のものは、僕は小説版の「憂鬱」と「溜息」しか
読んだことがなくて、それ以外はアニメも何も見ておりません。
小説の刊行順としては「退屈」も見ていないことになるので、
ある意味では消失の感想をここから述べるのは、
ちょっと不適当なのかもしれないですけど、
ひとまずそういう立場で書いてますよということで。

で、まずはネタバレとは遠い映像の事について。
元々和製アニメーション映画が好きなんですが、
映像全体のバランスが良くて好きでした。
見せ方も面白いものが多いし。
そこは「さすが京アニ!」というべきか。

音楽も全体的に好き。
孤独×ミステリーにはゆったりピアノがよく似合う。

んで、ここからネタバレにもかかわるというか、
物語の話を交えていくので見てない人はご注意ね。

———————————————————
そもそも小説版から、涼宮ハルヒの~という作品は、
ものすごく「SFで哲学なテーマ」を取り扱ってて、
しかもそれを「キョン」の一人称から語っているという、
仕掛けとして既に凝った作りになってる。

で、これによって一人ひとりのキーパーソンには
その人物が持つ能力による役割の他に、
「キョン」とかかわる事によって生じる些細で個人的な行為を通して
その人物としての個性が一緒に備わってくるんだと思う。

たとえば長門というキャラを三人称で描いたとすれば、
もっと長門というキャラは無機質「だけ」になってたと思う。
長門というキャラクターの振る舞いは十分に無機質なのに、
それをキョンというキャラが解釈することによって、
長門はあそこまでの人格を付与されている。
(…というところから引っ張ると、涼宮ハルヒシリーズでは
キョンの一人称であるがゆえに、長門は消失の事件を
起こさざるを得ない存在になったともいえるけど…これは割愛で。)

同様に小泉、朝比奈というキャラも
「完全に日常を超越した能力」と「日常性」を同時に持ってて、
すっごくわけのわからない存在。
で、逆にその3人のキャラに取って恐れ多き存在であるハルヒは
極限なまでに普遍的に描かれているわけで。

…という土壌を置いて、ではキョンが遭遇している自体はというと、
他のどのキャラクターと同席するにせよ「存在とは何か」
というような、これ以上なく哲学的なテーマ。
世界を変える事が出来るというハルヒの存在によって、
小泉が話をしているように、全てのキャラクターの存在は
かなりゆらゆらしてる。超不安定な要素集団。
ハルヒが「存在」を握っているという前提を小泉が語り、
「時間」というテーマを朝比奈が操り、
「空間・物質」というテーマを長門が担当する。
SFすぎるんだ、これ。

で、今回の消失だけれど…
涼宮ハルヒ「の」消失の「の」は何か?
涼宮ハルヒの憂鬱の「の」はハルヒが所有する憂鬱ということで、
その次の「溜息」も「退屈」も、涼宮ハルヒは主体。
が、今回の「消失」において、涼宮ハルヒはこの言葉の上でも、
涼宮ハルヒという人物が消失するという、受動的な言葉になってる。
その言葉通り、この映画でハルヒという人物が、
これまで持っていた意味としてのハルヒという形ではほとんど出てこない。
殆ど全体においてキョンという人物の物語。
涼宮ハルヒという人物は、キョンにとっては一番重要なキャラ。
本当はキョンは、作中で殆ど全ての友人達を一旦を失うわけだけど、
その中で一番失って辛かったものがハルヒである。

この意味において、
「今回の話は、キョンが涼宮ハルヒ(が統括する要素)を失う話です」
という意味付けがまず感じ取れるわけで。

…が、今回の「消失」で一番決定的に「消失したもの」は何か?
というと、これはハルヒ(が統括する要素)ではなく。
過程としてはハルヒが失われているが、結局戻ってくるわけで、
その反対側で失われたのは、ハルヒの持つ特殊能力のない世界。
そして、その結果として視聴者(小説では読者)の目の前に
「形として」提示された「特殊能力のないキャラクターたち」。
喫茶店で小泉とハルヒとキョンが話をするシーンで、
「時間が書き換えられたという可能性の場合、
 その時間が本来の形を取り戻したとき、
 書き換えられた結果存在している自分たちはどうなるのか」
という事をぽつりと言ってる。
(これに似たことは、小泉は憂鬱・退屈でもその可能性には度々触れてる。)

長門が用意したもう一つの可能性としての長門たちは、
かなり有無を言わさず、キョンの選択によって消失する。

これはキョンが選択したという結果はあるものの、
作品がこれまで引っ張ってきた前提に従うなら
涼宮ハルヒの(存在と能力によって引き起こされた)消失。
実はこれ、各キャラクターの存在が非常に「危うい」ために
各キャラクターを視聴者読者がしっかり「思いやらなきゃいけない」
このシリーズで、キョンというキャラの自己決定によって
きれいに隠してるけど、これによって全てのキャラに
「消失可能性」が植え付けられ、実際に一部のキャラが
有無を言わさず「消失」したということは、
すっごく悲劇で残酷なシーンなんではないでしょうか?

…ってくらいか、とりあえず考えたのは。
他は他の作品との絡みが色々あるので割愛と。
しかし、いまだにどうしてキャラがこんなに盛り上がっているのか判らない。

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雑記0227 ノンジャンル

Filed under: 雑記 — ksk @ 10:36 AM

たまたまお誘いを受けて、普段だったらご縁がないような
飲み会に参加させていただく。
大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
属性としてはGAMEバンドとかの活動に関係するんだけど、
でも名刺を仕事のしかもっていなかった。
(それはそれで珍しがられたけど)
ずっと、個人としての自分の名刺は作ろうと思っていたんだけど
それをサボってきたことのツケが回ってきた感じ。
ちゃんと作ろう、個人用の名刺。

————————————————————-
GAMEバンドのウェブサイトにアップするための写真を編集。
要は顔が出ないように画像を処理する作業なんだけど、
編集後のファイルを少しずつウェブサイトにアップする過程で
既にアップが終わったファイルを別フォルダに格納してた。
フォルダ名は「コスプレ投稿済」
さっきこのフォルダ見てなんだこれって思ったのは秘密。

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木曜日、右手がなんだか痛い事に気づく。
なんだこれ…?と思って原因を考えるも、
手を酷使するようなことってコントラバスの
個人練習くらいしか思いつかない。
結局謎なまま痛みがじわじわ増してきたのだけれど、
あるときはっと気づく。
痛いのは…マエストロムジークで使った部分だ!
ちょうど指揮棒コントローラーをもつポーズを取ったら痛い痛い。
筋肉痛というよりは、なんか捻ったような痛みだった。
マエストロムジークが原因というだけで情けないが、
さらに情けないのは痛みが一日置いてきたことである。
マエストロムジークを遊んだのは火曜日だ。

————————————————————
ばあちゃんの形見というか、遺品のエアロバイクが届く。
捨てられそうだった所を「パソコン用のチェアにする」という
トンデモ主張で自宅に送ってもらったブツである。
ただでさえ狭い部屋が余計に狭くなった。
でもこれでマンガとか本を読みながら、
ゲームしながら音楽聴きながら自転車乗れる。
PCのチェアにはさすがになりませんでした。

———————————————————-
千葉を愛するメンツで登戸の滝で飲み会。
男ばっかりだったので大いに汚く盛り上がる。
容赦ないボーイズトーク!

…は、比較的どうでもよくて、最終的には
ワンピースの今後の展開で大いに盛り上がる。
「ひとつなぎの財宝」ワンピースとは何であるのかについて
もんさんの説は、うーんと思いつつも
しかし大いに説得力はある。これは結末に期待。
とても楽しい飲み会でした。騒いだねー

——————————————————————-
ロックマンギガミックスの2冊目を購入。
その裏側で簡単に手に入るだろうとたかをくくっていた
藤子F不二雄大全集の新刊が手に入らず。
今日明日でなんとか探し出す予定。

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2010/02/25

ザ・マエストロムジーク

Filed under: ゲーム — ksk @ 7:09 AM

中学生か高校生くらいのころ、まだゲーム業界が活気に満ちていたころ、
ゲームショウであるゲームを試遊しました。
指揮を振るシミュレーションをするゲームで、
(当時)音ゲーに自信のあった僕はそれに興味を持ち、
ぶんぶんと指揮棒コントローラーを振っていました。
が、センサーは繊細だったようで、指示がピアノのところでもフォルテと判断され、
見かねたコンパニオンのお姉さんが僕の手を取り、こうやるんだよー、と
優しくリードしてくれるのでした。

ふざけんじゃねーよゲームのジャマするな今俺がやってんの!触んな!

と思った、(性的にも)未成熟だったあの頃。
 
 
それから10年ほどたちまして、先日なぜか購入しましたザ・マエストロムジーク。
ソフマップで480円くらい。指揮棒コントローラーはずっと前に、
近所のショップで「GAMEバンドの演出に使えるかも」と思って
購入しておいたのが家にありました。
ソフマップでソフト買うとき店員のお兄さんが指揮のジェスチャーしながら
「これ指揮棒の専用コントローラー必要ですがよろしいですか?」
って言ってたのが印象的。10年前のゲームのこともよくご存じで。

帰ってプレイしてみたんですが…

うん。

まぁ、そんなに面白いもんじゃなかったです。
コンセプトはいいんだけど、縦にしか振れない(ずっと2拍子)とか、
テンポチェンジや強弱が突然くるか徐々になのか判りにくいとか、
なんか音がへんな感じがするとか、
棒の振りと音が同期してないとか、
こう、色々とどうしたらいいのかわかんない感じでした。
そうだよね、wiiでもっとしっかりしたゲームありそうだよね今のご時世。

時代の変化を感じさせるゲームだったということで。
でも、このゲーム初代はPS1で、追加ディスクが出て、
さらにPS2でも一つ発売されてるのね。
(おねえさんに手を握られたのはPS2版のようだった)
どこかで見かけたら買…わなくていいかな、さすがに。

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2010/02/22

カレーを食う!7 タイガーカレー(北24条駅前)

Filed under: 食事 — ksk @ 8:13 PM

札幌駅から地下鉄南北線で北24条駅に行き、
駅前にありますタイガーカレーを食べました!
ちょうど一年前の北海道旅行記のときも食べたんですけどね。

店内はちょっと暗めでおしゃれな感じ…
なんというか、単独で店舗を構えているスープカレーのお店って、
どこもこういうちょっとしたバーみたいな雰囲気のところが
多いような印象があるなぁ。
ショッピングモールの中とかだとそんなことないんだけど。

注文はスープ、具材、ライスの量、辛さ、トッピングの組み合わせ。
ライスや辛さが普通のままなら、価格帯は大体1000円ちょい。
今回の注文は虎のスープに激うまポーク。1080円。

少しとろみのあるスープに、豚の角煮がおいしい。
野菜はにんじんやピーマンのほか、
長芋とかも入ってます。何でも合うもんだね。
大満足のないようでした。お勧めお勧め。
角煮でご飯がいけちゃうから、食べられる人は
ライス大盛りでもいいかもわかんない。

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2010/02/21

近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」/光文社新書

Filed under: 本・雑誌・マンガ — ksk @ 9:02 PM

久しぶりに香ばしい感じがしたと思って購入した1冊。
結果は…というと、どうにも中途半端な感じ。
一言書評だと「本にしなくても、ブログでよかったんじゃないの」。

まず、タイトルなんだけど、おそらく文中で
「若者はなぜ3年でやめるのか」を挙げているし、
若者に対してネガティブなタイトルにしておいて、
最終的には上の世代にも何かを自覚させる流れを
目指していたのかもしれないけど、それも失敗してると思う。

文章は、7年データを集めてこの程度か、というくらいに
非常に薄いもの。インタビュー調査をかなりしてるはずなのに
その量をこなした感じはぜんぜん感じられないし、
わかりやすくしようとしているのか、
様々なケースをひっくるめて名前をつけているけど、
その現象の元になってるインタビューに対し、
その次の段落では逆のことが言われていたりして、
特に主張したいこともなさそうに見える。

で、その若者たちのインタビューの結果を、
さらに分析してグループ分けしたり、まとめてみたり、
ということも全然なくて、とにかく「顕著な例」だけを
たくさん見させられる感じ。
それってほんとに「若者の姿」として妥当なの?
と思わざるを得ない。
で、むやみに断定が多い。ちょっと妄信ぽい。

これで最後の結びとかまで若者に対する
妙な偏見で、若者ダメ論としてまとめてくれたら
まるで「ゲーム脳の恐怖」のように
最高に香ばしいト本として面白いことこの上ないのだけど、
「若者はなぜ3年で辞めるのか」を目指したのだろうか、
最終的に「これは世代論ではなく時代論」とか、
上の世代の人物たちに自覚させたいような文章も見られて、
結局中心視点はどこだったのかという感じ。

いや、ひょっとしたら新書という手に取りやすい形にするため
本当はもっと学術的にも意義深い議論だったところを
ブレイクダウンするのに失敗しただけ、とか、
最初は若者擁護&年長者批判だったところを
上から言われて表現を変えた結果だったとかなのかもしれないけど、
とりあえず新書としては非常に中途半端という印象。
ダメならとことんダメなほうが面白いと思うんだけど、
なんだか読んでてかわいそうになった。
特に買わなくていい一冊だと思います。

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2010/02/18

西千葉を食う!37 古時計

Filed under: 食事 — ksk @ 6:56 AM

37軒目!前回とおなじくゆりのき通りにあるシックな雰囲気のカフェ、
「古時計」です。


そうとうコーヒーには思い入れがあるようで、
豆そのものの販売なんかもやっているようです。

店内もしっかり雰囲気が作られていて、二階席の窓から
コーヒー片手に通りを見るのが非常にいい気分になれます。
なんというか、イメージ的には「耳をすませば」の
おじいさんの家的な。そんな感じ。

メニューは西千葉、学生街という事を加味してか、
コーヒーにも色々面白い名前がついてました。
学生専用のコーヒーでは
「仕送り」とか「留年」とか。縁起悪いよ!!

注文は「西千葉物語」。530円。

他にトーストが200円くらいで、
ケーキやら軽食もやっているみたい。

コーヒーは確かに香り高く、美味しくいただけました。
おかわりは半額らしいので、二杯飲んだら普通の値段かな??

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2010/02/17

西千葉を食う!36 手打蕎麦 西花

Filed under: 食事 — ksk @ 7:30 PM

36軒目は手打蕎麦 西花。
西千葉駅からゆりのき通り商店街をずっと行き、
千葉大学の敷地の端よりもう少し先にあります。

蕎麦以外にもうどんや丼ものもやっているようです。
価格帯は大体800~1300円くらい。
今回は鴨南蛮蕎麦をチョイス。1260円かな。


細い蕎麦で、これは軽くいけるかなと思ったら
ボリュームも結構なもの。
満足できる量でした。
鴨の味も決して安っぽくはなく、
蕎麦もおいしい。
夏になったらせいろとかも食べてみたいなぁ。

ちなみに、どうやらウリっぽい天ぷらは海老がメインらしく、
自分は手をつけられず…うぐぐ。

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2010/02/16

ネットワーキングの価値

Filed under: コラム — ksk @ 7:11 PM

自分のやっている活動が少しずつ面白い意味を帯び始めた。
なんでもない人たちでも集まれば何かできるし、
そして何かできた集団同士を横につないでいくと、
自然と面白いことができる。

…と、意識しはじめたのは
鈴木みそ氏の漫画「銭」の声優の回を読んで、
人と人をつなぐことについてちらりと書かれていたところからなんだけれど。
でも実際それは大いにあると思う。

ちなみに、本来mixiのようなソーシャルネットワーキングサービスによって
この人と人を(新たに)つなぐという動きは活発化されるはずだったんだけれど、
mixiはもはや仲よしさんたちが固まったまま動かないツールになってしまってるので、
その効果はほとんど発揮されてない。
「安全」はそうなのかもしれないけれど…

今はその役目がtwitterに動いてるようなんだけど、
それもなんというかあと一歩足りない気はする。
一人でも十分に世の中に影響力のある人、もしくは
影響力を持つ要素があるが、まだ世に埋まっている人たちそれぞれが
相互につながるきっかけがもう少し強化されると、
twitterはシャレにならない効果を持ちそう。
現状、まだマイクロブログ、チャットみたいな部分を超えていないところが
あると思うので、ここをもう少し何とかできればもっと面白いのでは。

でもどうなのかな、誰かが「これから爆破なう」とか書いたら、
それだけでtwitterそのものが睨まれそう。

ともかく、使えるものはすべて使って、
もうちょい日常を面白おかしくしたいところ。

そして、その活動をするためには、一番面白くあるべき努力をするのは自分だ。
歩みを止めずに進み続けなければ。

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