2010/07/29

雑記0729 タイトルを整理する

Filed under: ゲーム — ksk @ 1:04 PM

今日はお休みをいただきました。
色々絡まるが、月末は休み貰うチャンス。

ゲームの時間を減らしてはいるけれど、
相変わらず手元にあってやってないゲームは多いわけで…
ちょっと整理してみる。

・今やっている
 スーパーストリートファイター4 ←終わりが無いから飽きるまで
 世界樹の迷宮3 ←最後まで頑張れるかどうか…

・今手元にあるけど手をつけてない
 3Dドットゲームヒーローズ ←借り物
 ベヨネッタ ←借り物
 ファイナルファンタジー13 ←とりあえず手元にはおいといた。次プレイ予定?

・終わってないけどもうやらなさそう
 MGSピースウォーカー ←兵器戦ばっかりだし…
 ポケモンHG ←レッドは倒したからいいかな

・今後手に入れたい/やっておきたい
 塊魂トリビュート
 シュタインズゲート
 タクティクスオウガ

こんな感じでしょうか。
時間がいくつあっても足りないなぁ。
移動中とかの携帯機をどう運用するかがカギっぽいですね。

傍系のゲームとかも色々やっておきたいんだよなぁ。

つぶやくつぶやく

2010/07/26

勝手に小説化 FF5 vol.9

Filed under: 勝手に小説化FF5,連載 — ksk @ 10:42 PM

 

 四人は信じられない光景に目を疑った。誰も口を開くことができずに、数秒後レナが力を失ったようにその場に座り込んでしまった。クリスタルルームの中心、台座にその主の姿はなく、代わりに部屋中に、砕け、四散したクリスタルの欠片が散らばり、弱々しく光っていた。

 自然の力の源であるクリスタル。そのうち風を司るクリスタルが失われたということは、もはや世界に風が吹かないことを意味していた。船が海原を駆けることも、渡り鳥が海を越えることも、宵の街に夕食の香りが漂うことも、もうない。

「世界が……お父様……」

 レナが力なくつぶやいた。バッツはその肩に手を置いて、じっと状況を見定めようとした。先ほどの怪鳥が砕いたのだろうか。風の源は、伝説のクリスタルはこんなにも脆い存在だったのだろうか?そもそも、あの怪鳥はどこから現れたのか?タイクーンの王はどこにいったのか?先ほど自分を助けた謎の声は?バッツはぶんぶんと頭を振った。判らないことが多すぎる。一度に解決しようとしてはいけないと、バッツは思った。

 ファリスは散らばったクリスタルの欠片を眺めながら、台座の周りを歩き始めた。欠片の断面がきらきら輝き、ファリスの姿を映した。ファリスはそのうちのひとつを手に取ろうとし、欠片に触れた。

 瞬間、ファリスの脳裏にイメージが流れ込んできた。空、そしてどこかの国、赤い光を帯びたクリスタル――ファリスは思わず声を挙げ、手を引いた。

「どうした!?」

 ガラフがファリスに歩み寄ろうとした瞬間、部屋中のクリスタルの欠片が輝きだした。

「これは……」

 レナが困惑した表情でつぶやいたとき、今度は四人の脳裏に同時にイメージが流れ込んできた。

 

四人は空を飛んでいた。眼下の景色は風の神殿から海、森、砂漠と移り変わり、やがて城と街が見えた。四人はその城に飛び込むように落ち、そこで炎のように力強い、真っ赤に光るクリスタルを見た。赤いクリスタルから四人は勇気を受け取った。そのまま、四人はまたも宙を舞い、水に囲まれた天高くそびえたつ塔へと飛んだ。豊かな水を湛えた青く光るクリスタルから、いたわりの心を託された。次に飛んだのは遠い遠い昔に忘れ去られたらしい廃墟だった。いくつもの土と鉄との層を潜り抜け、見たことのない遺跡のような景色をめぐり、辿りついた先には黄金色に輝くクリスタルがあった。クリスタルは四人に希望を託した。最後に四人は風の神殿に戻ってきた。散ったクリスタルたちが一斉に、より強く輝き、バッツ達に探求せよと語りかけてきた。やがて、バッツ達の身体はそのまま地面に降り、四人は我に返った。まるで夢を見ていたような気分だったが、しかし四人は確かめずともお互いが同じ経験をしたことを実感していた。

「今のは……なんだったんだ?クリスタルが……」

バッツが呟いた。今の体験を、うまく言葉で説明することができなかった。

「クリスタルの……心?」

レナが呟いた。それはなんとも曖昧な表現ではあったが、しかしその言葉が一番しっくりくるように感じられた。四人は確かにクリスタルの持っていた思念のようなものに触れたし、それは四人の内に強い何かを残していた。

「なにやら、あったかいのう……」

ガラフが穏やかな顔で言った、その時だった。レナが突然、クリスタルの台座の方に向き直った。つられて、他の3人もそちらを見る。ファリスがあっと高い声を挙げた。先ほどまで誰も居なかった台座の上には、青いローブを着た男性が立っていた……立っていたというのは少し正確ではなく、男性の両の足は、ほんの少し地面から離れていた。バッツは思わず剣の柄に手を添えたが、しかし男性からは邪気が感じられず、バッツはそのまま身体の力を緩めた。

「お父様……!」

「父さん……レナの……?」

 レナの反応に、ファリスがレナと男性を交互に見比べた。レナは戸惑っているようだった。それもそのはずで、人間であるレナの父、タイクーン王であるなら、多少の魔法の心得があるとはいえ地に足をつけずに立つなどということはできるはずがないのだ。しかしそれでも、レナは探し求めていた父の姿を目にして、涙があふれてきていた。タイクーン王はレナに一度、優しい笑みを向けると、それからすぐに顔を引き締め4人に向き直った。

「よく聞くのだ。お前たちはクリスタルに選ばれし4人の戦士。……4つの心が宿るもの。勇気、慈愛、希望、探求……」

「どういうことですか、お父様!」

 レナがタイクーン王の言葉を遮って言ったが、タイクーン王は構わずに続けた。その顔には、若干の焦りが見られた。

「風のクリスタルは砕け散ってしまった。そして、他の3つのクリスタルも砕け散ろうとしている……お前たちは、クリスタルを護らねばならない。邪悪な者がよみがえろうとしている……全てを闇に変えるものが……」

 そこまで言った時、王の周りに突如、黒い霧のようなものが立ち込めた。同時に、先ほど怪鳥が現れた時のような嫌な感覚が4人を襲った。バッツは、今度はためらいなく剣を抜いた。

 黒い霧は、王を閉じ込めるように丸く包み込んだ。王は焦燥の表情を見せ、抵抗したが、球体は王を呑みこんだままふわりと浮きあがった。

「お父様!!」

レナが叫ぶ。

「行け!4人の戦士たちよ!クリスタルを護るのだ!」

 王がそこまで叫んだ時、球体は驚くべき速さで飛びだした。バッツ達が動き出す間もなく、球体はまるでそこに壁などなかったかのように、神殿の外壁を通り抜け、王を連れ去った。同時に、その場を支配していた瘴気が消えた。レナが再度叫んだが、その声は王の消えた壁に跳ね返り、ただ残響を残すだけだった。

 4人はしばらくの間、ただ立っていることしかできなかった。クリスタルの喪失、タイクーン王の残した言葉、一つ一つの事を反芻する時間が必要だった。

 ガラフは王の言葉を受けて、頭に鈍い痛みを感じていた。ガラフには、タイクーン王が言っていることを自分は既に知っていたような、奇妙な実感があった。もし自分が記憶を失う前にそのことを知っていたのだとしたら、自分が風の神殿を、そこにあったはずのクリスタルを求めていた事に説明がつく。しかし、なぜ自分がそのことを知っていたのかという事を思いだそうとすると、再び頭が刺すように痛みだした。結局、自分の正体が何であるかは判らないままだった。

 ガラフがこの場で自分の正体を思いだす事をあきらめた時、周りに散らばったクリスタルの欠片が再び、光りだした。4人がその状況に戸惑っていると、クリスタルの欠片はふわりと空中に浮かびあがり、お互いがお互いの光を受けて七色に輝きだした。

「クリスタルの欠片が……」

 ファリスが口を開きかけた時、クリスタルの欠片たちはいっそう強く輝き、次の瞬間には閃光となって、4人の身体に飛び込んだ。4人の心は再び風の神殿を離れ、イメージの世界へと跳んだ。4人の心は今度は空ではなく、時間と、人の心を駆けた。クリスタルに宿る古の勇者たちの心。歴戦の戦士の、高名な魔術師の、研究に己を費やした博士の……そこには幾千もの戦いがあり、勝利があり、出会いがあり、喜びがあった。敗北、別れ、悲しみを見た。恋をし、愛しあい、子を成し、あるいは別れ……最後に勇者たちは永き眠りについた。いずれも、己を高め、他の為に己が人生を投じた誇り高き戦士たちだった。

 バッツはイメージの世界で、先ほど怪鳥の戦いの際にバッツの身体に入り込んだ戦士と出会った。戦士はバッツに頬笑み駆けると、世界を、孫たちをよろしく、と言った。バッツが頷くと、戦士は光となってバッツの中に飛び込んできた。

 気がつくと、4人はまたクリスタルルームに還っていた。さきほどまで部屋に散らばっていたはずのクリスタルの欠片が、一つも残っていなかった。

「俺たちが……護る?クリスタルを……」

 バッツが反芻するように呟いた。誰も返事をできなかった。

「さっきの……他の3つのクリスタルの場所……?私、見たことがあるわ、あの青いクリスタル、あれはウォルスの……確か、水のクリスタル、お父様に連れて行ってもらった……」

 レナが言った。レナも混乱しているようで、言葉がうまく続かない。

「むう、しかし」

 声を発したガラフは、辛そうに頭を抱えていた。

「わしは、そうするために、ここに来たような気がする……わからんのじゃが、そうしなければいけない……」

 3人はガラフを見た。

「さっきレナの父君が言っておられた言葉……わしはここに来る前、クリスタルが危ないということを知っていたような気がしてならんのじゃ。それも、風のクリスタルだけではない……他の3つ、全てのクリスタルが……」

 そこまで言って、ガラフは表情をゆがめた。頭が痛むのか、ガラフはそのまま黙ってしまった。

「でも、なんでだ?どうして俺たちが?俺たちはさっき見たみたいに、ご立派な人間じゃあない。勇者だって?そんなのは、もっと歴戦の戦士とか、そういうお方にふさわしい称号じゃないのかい?」

 ファリスは混乱したようにそうまくしたてた。しばし、沈黙が流れた。

「俺は……行ってみようと思う。ウォルスへ……」

 バッツが口を開いた。

「確かに、俺は勇者なんかじゃない……でも今、クリスタルは俺たちに伝えて散ったんだ。俺たちが動かなきゃ、多分、誰も動けない。クリスタルが壊れるなんて、信じられるのは目の前で割れたクリスタルを見た俺達だけだ。それに……助けてもらった恩がある」

「恩?」

 レナが聞いたが、バッツはそれに返事はしなかった。怪鳥との戦いのときに力を貸してくれた勇者とかわした言葉と気持ちを、バッツは上手く伝えられそうになかったのだ。結果としてバッツは、彼の頼みを聞こうと思った、そのことだけでいいと思った。

「私も……行きます。」

少しして、レナが続けた。ガラフも強く頷いている。

「満場一致か、やれやれ。じゃあ行くよ、俺も。」

 ファリスが頭を掻きながら言った。

「ウォルスに行くとなると、水門を越えて南だな……肝心の門はどうする?王女様」

「門の管理人を知っています。トゥールに行きましょう」

レナがファリスに答えた。オーケー、とファリスは答え、4人は神殿を出てトゥールに向かった。

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ヘルミーナとクルス

Filed under: ゲーム — ksk @ 6:22 PM

小さい頃に、朝起きて冷たくなってた携帯カイロを見て
なんだか無性に悲しくなって泣いた事がありました。

と、いうことをちらっと思いだしたゲームです。
ガストの「アトリエシリーズ」ザールブルグ3作の
「リリーのアトリエ」キャラが登場します。
幼少期のヘルミーナが作成したホムンクルス「クルス」との
やりとりを描いたもので、ボリュームは小さめ。
高評価だったので気になっていたのですが、
最近ブックオフで500円で買えました。

ネタバレになりそうなのでプレイする意思がある人はお気をつけて。
作品の表現として面白いのは、
「クルス」に感情はあったのか?
という最後まで残る疑問です。
プレーヤーがクルスを操作するにも関わらず、
クルスの表現は最後まで淡泊で、
基本的には単語でしか喋れません。

その中でクルスは様々な言葉のパターンを駆使しますが、
そこで出てくる感情表現は基本的に会話の相手であるヘルミーナのもの。
最期のシーンも非常にあっさりしたもので、クルスの寿命が尽きても
視点はもともとクルスにあったのでプレーヤーには喪失がない。
この部分が残酷さを持ちながら、しかし繊細な所で、
どう見るかは結局がプレーヤーに委ねられます。
「お涙ちょうだい」でハッピーエンドにするでもなし。

ヘルミーナとコミュニケーションするゲームと取られそうですが、
しかしなかなか見せ方は面白いです。
ゲーム性は薄いのでビジュアルノベルに近いし、
しかもリリーのアトリエをしっかりプレイしているという前提が必要ですが、
現在取引されている値段としては相応以上に面白いと思います。

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2010/07/24

GAMEバンドの動画がニコニコラムで紹介されました。

Filed under: お知らせ — ksk @ 10:37 PM

先日GAMEバンドがアップロードした
コンサートの録画の動画ファイルが
ニコニコ動画の公式ブログ「ニコニコラム」で紹介されました!

http://blog.nicovideo.jp/nicolumn2/2010/07/post-171.html

紹介していただいたのは前回のコンサートから
「クロノクロス」の演奏動画です。

ひとまずお知らせでした!

次回コンサートに向けても鋭意練習中です!

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2010/07/20

雑記0720 お知らせ他

Filed under: 雑記 — ksk @ 8:13 PM

先日録音に参加した「ニコニコオーケストラ」の動画
FF6より蘇る緑の前半部分が公開されましたー。

赤い衣装でコントラバス弾いてるのが僕です。
これは2008年にGAMEバンドで着たのと同じ衣裳。
まさかこの赤魔道士をもう一度着る時がこようとは。

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PS2の「ヘルミーナとクルス」を衝動買い。
まだ遊んでません。500えんでした。
今度FF13も買おうと思います。

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横浜みなとみらいに遊びにいってみたんですが、
ゲームも漫画も売ってなくて、同行者と
「こんなのが未来だなんて信じられない」と
そのままラヴォスでも倒して未来を変えに行きそうな空気になりました。

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iPhoneとiPodTouchの2刀流なんですが、
音楽や動画はiPodTouchに入れてるため、
iPhoneは完全に携帯電話+アプリになってます。
容量めっちゃあいてるので何か入れようかと考え中。

せっかく居れたアプリはつかってみなきゃ、
と思って、仕事帰りの電車の中で「クックパッド」開いたら
激しく空腹感が刺激されました。
無料で面白いアプリはないものか。

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活字を読む気力が減退中。
それでも少しずつ読んでは居るんですが、
睡眠時間が足りないせいか、全体的に気力が削がれてます。
夏の悪い傾向です。しっかりせな。

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2010/07/17

メタルギアソリッド4

Filed under: ゲーム — ksk @ 12:46 PM

メタルギアソリッド4をクリアしました。
難易度はNAKED NORMALで、クラスはスコーピオンかな?

ゲームとしての印象は、スネークの耐久力がとても高くなった気がする。
戦場が360度で変化し、前なら潜入するというシチュエーションだったのが、
相手も戦場だから戦闘している状態で、
敵側の動きが全然つかめない印象。

ムービーが長くてゲーム部分のボリュームは確かに物足りないけど、
これはこれでいいんだと思います。

ストーリー等部分の印象。
ずっと奇妙な印象が残ってて、それが何かと思ったら
ものすごく死がカジュアルに描かれている事が原因だと思った。
メタルギアソリッドは確かに元々殺害をすることができるゲームだけど、
その殺害を避けることができるシステムでもある。
それがこれまでのメタルギアソリッドだった。

で、今回はというと、戦場がすごくカジュアルになっているので、
その結果としての人の死の描写がすごく変化してる。
死に方は同じだけれど、前よりもずっとずっとねばっこい。
それは「組織の一部として死んでいく」のではなく、
「もっと大きな社会の一部として死んでいく」というもの。
ある人物の先の分断が死によって訪れるのではなくて、
全体の継続の中で、ごく普通に個人に死が訪れる。

という、視点の違い。
で、その他のキャラクターも自分の人生の清算の為にどんどん死ぬ。
彼らはどちらかというと死にたがって死んでいるキャラで、
それと前述のカジュアルな死とが重なるから気持ちが悪い。

と、いう気持ち悪さが、メッセージの一つとして
提示されているのだと思う。これは「PMC」(民間戦争企業)の
リアリティを浮き彫りにすると同時に、でも巧みに隠してもいると思う。
人によってはこの印象は素通りすると思うし、
だからこそ素通りしてしまうことが怖い。

最後に老いたスネークが残り、何をするかというのは
死ぬよりある意味で残酷な描写。

…と、これまでのMGSと死に関する描写がまったく違うところが、
今回のメタルギアソリッドの特徴かなと思いました。
勢力と勢力の戦いの間で死ぬのではなく、
非常に一方向的な社会の中で役割として死んでいく。
戦場で戦っているのに、誰と戦っているのか判らない死にかた。
不思議なゲームだったと思います。

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2010/07/09

読まず騒ぎ

Filed under: コラム — ksk @ 11:20 PM

各種の法律に基づく裁判が行われた際に、
即物的に結果だけ見て騒ぐ人がmixiニュースとか見て結構多い印象なんですが、
条文を読んでないんじゃないのって思うケースがいっぱい。

たとえば。

■製造物責任法(PL法)
 →損害賠償で企業から沢山金貰うなんてゴネ得だろう

(目的)
第一条  この法律は、製造物の欠陥により人の生命、身体又は財産に係る被害が生じた場合における製造業者等の損害賠償の責任について定めることにより、被害者の保護を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。

→損害賠償で損得が生まれるのは企業に社会責任を負わせる副次的結果では?

■少年法
 →年齢低いっていうだけで少年法で保護されるなんておかしい

(この法律の目的)第1条 この法律は、少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正及び環境の調整に関する保護処分を行うとともに、少年の刑事事件について特別の措置を講ずることを目的とする。

→特に「環境の調整に関する保護処分」に注目。
 少年犯罪を起こす少年は、生育環境に問題があるケースが多い。

■売春防止法・児童買春(中略))法
 →売った方はなんで罰せられないの

(目的)
第一条 この法律は、売春が人としての尊厳を害し、性道徳に反し、社会の善良の風俗をみだすものであることにかんがみ、売春を助長する行為等を処罰するとともに、性行又は環境に照して売春を行うおそれのある女子に対する補導処分及び保護更生の措置を講ずることによつて、売春の防止を図ることを目的とする。

(目的)
第一条  この法律は、児童に対する性的搾取及び性的虐待が児童の権利を著しく侵害することの重大性にかんがみ、あわせて児童の権利の擁護に関する国際的動向を踏まえ、児童買春、児童ポルノに係る行為等を処罰するとともに、これらの行為等により心身に有害な影響を受けた児童の保護のための措置等を定めることにより、児童の権利を擁護することを目的とする。

 →少年法に概ね同じ。

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他にもあるんだけど、細かいところに行きそうだったのでこのへんで。
基本的に法律って個人を相手にしてないところがあって、
だから見る側も自分の溜飲がどうこうというところとは
別の所から意見すべきだと思うんですけれど。

でもmixiニュースとかのコメント見てると、
脊髄反射的なコメントはすっごい沢山あって、
それって「俺は怒ってるんだよだっておかしいだろ」くらいのレベルの
個人の溜飲がどうのこうのっていう意見が多くて
そういうのに「総意」が引きずられていくと
現代社会とか民主主義ってなんなのって思ってしまう。

逆に言うと、現場で働いている人たちはそんな意見は
どうとも思っていないんだろうけれど。
条文読むだけでも「この法律の目的それじゃないから」
って言えちゃうケースが多い中、いかに結果だけ見て
他を見ない人の多いことか。言うだけは気楽だからいいよね。

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2010/07/07

非実在青少年論 オタクと資本主義/鏡裕之/愛育社

Filed under: 本・雑誌・マンガ — ksk @ 10:37 PM

非実在青少年の諸問題にちょっと興味があって購入。

著者はポルノ小説なり18禁美少女ゲームのシナリオなりの作家で、
いうなれば教育者じゃない側の「現場の人」。

ボリュームは見た目の分厚さに反して軽め。
1節1節もそんなに重くないので、読むのも楽です。
専門書か新書かといえば新書よりの内容。

が、内容は思ったよりもずっと機知に富んでいました。
現場の人間からでしか書けないことがしっかり書いてあるし、
引用もしっかりしているし、印象論だけではない展開だし。
非実在青少年論を展開するに足る内容の濃さをもってます。

構成としては最初に長い間性癖についての話があるので、
それは後段の為に必要になるとはいえ、
耐性が無い人はここで多大なるダメージを受けるかも。
でも性表現というのはこういうものだから、読まないと先に進まない。

後半は性表現規制について様々な面からのアプローチが書かれてます。
ジェンダー、発達心理、宗教、文化人類、社会、経済、政治、利権、
思ったよりもずっとずっとボリュームがあったし中立的だった。
これはテキストとして読むに足ると思います。入り口として。
特に思春期に入った少年少女を引き合いに出した所は面白かった。

が、必要なのはここから更に掘り下げることであるし、
若干図表データが少なめな所も気になります。
前半は筆者の主観的な印象論もかなり多い。
ここを中立化して読む必要があるでしょう。

 
これを読んで、先日の「読む前メモ」以降に更に生まれた印象を。
性表現規制は、それが確かに社会秩序を破壊するものであると思いますが、
清濁の内「濁」を司る、規制対象に晒される側としての「性表現」が、
濁であり続けるために、時折必要なものなのではないか、と。
過去、日本では銭湯は混浴だったけれど、それを猥雑なものとして見る目が無かった。
それを猥雑な物として規定することが、すなわち規制こそが性表現を性表現として
成り立たせる側面もあるのだと思います。

巷にセックスの文字が溢れる現代としては、
このまま性表現がオープンになりすぎるよりかは
「性表現としての機能を果たすため」に、一部に規制をかけて、
オープン化していく性表現が失う機能を助長してもいいのかもしれない、と感じました。
抵抗はあると思いますが、権力の側から「これはタブーなんだよ」と伝えることは、
一時的に規制によるマイナス効果を生むのかもしれませんが、
長期的に見ると規制によって性表現の機能を維持しているのかも。

とはいえ、規制論者側にまわるわけではなく、
戦い合わせる事によってすり合わせの地点を模索し、
出来るだけ福祉を失わないレベルで猥雑さを担保する、
というところが目標点なんだと思います。
まだまだ目が離せないですね、非実在青少年論。

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2010/07/06

就職に関する構造的問題

Filed under: コラム — ksk @ 7:43 PM

大学生の何人だかに1人が内定が無いんだとか。
あやふやなのは、調べたら数値が色々出てきたからです。
ただひとまず、10人に1人よりかは多いみたいですね。

僕が働くのが嫌いだからというバイアスはあると思いますが、
日本の労使慣行は全体的に現状に合ってないと思います。
その中で特に声高に訴えたいのは
「もう労働は喜びでもなんでもない」ということ。
既に経済成長が頭打ちになっている今、
働くと言うことは多くの人にとって喜びではなく、
苦痛と引き換えに食べる糧を得るだけのものになっています。

が、それで労働を短時間化したり、流動化すると今度は
「フルタイム・正規雇用を前提とした社会保障制度」
とぶつかります。これによって
「フルタイム・正規雇用じゃないとまともに暮らせない」
「派遣・非常勤の契約を打ち切られたらおしまい」
という感覚が生み出されます。

この状況は、求められている労働者数が減ってたり、
会社が払えるお金が少ない時には労働者が割りを食う仕組みで、
「みんな大変だから、皆で仕事を分けて収入少ないのは我慢しよう」とか
「今は仕事も少ないし、働きやすくなるまでのんびりしよう」とか、
そういう考えに結びつきにくい。一度手放すと生きていけないから。
実際に生きていけないかというよりも、全体として
「生きていけないような感じがする」現状があるというのが問題。

つまり、働き方は多様化しているよ!というはずなのに、
ずーーーーっと前時代的な労働状況のままなのです。
前時代的な労働意識と、前時代的な社会保障がセットになって
現代に合った状況を作るのを阻み続けている。
その枠組みからこぼれた人を「能力が低い」と言い続けてる。

更に悪いのは、その労働意識がモラル化しちゃってること。
働いてないといけないような感じ、ニート批判、
正規雇用じゃないのは本人の能力が低いから、
そういう言説がこの明らかに破綻している前時代的な意識を延命させてます。

好きなことを仕事にして楽しく働く、なんてのは幻想で、
もうその楽しく働けるはずだった好きな仕事で
十分な対価が得られる可能性が低いですし、
もっと労働していない時間に光を当てるべきだと思います。
ワークライフバランスじゃなくて、ライフあってのワークなのです。

そうすると何がいいって、物を生み出すのが好きな人は
もっと自主的に何か活動をするようになる。
仕事しなきゃいけないという意識から離れることによって
社会が豊かになるんです。

…と、フルタイムで正規雇用で働いている自分が言っても
説得力はないかもしれないですけれど。
でも自分の感覚としては、日本国民は集団でお互いを労働に縛りつけて、
採用活動(労・使ともに)で時間を擦り減らしてるようにしか見えない。
それって、経済的損失もともかく、社会的損失が多大ではないですか。

具体的施策というと難しいですが、
たとえばセーフティーネットの拡大(ベーシックインカムに近い?)
家族型補償の廃止(扶養控除とかそういうのをやめて各個人に回す)
政府型の最低限保障に民間企業保険を任意で乗せる
…とか、色々あるんじゃないかなと思います。

ニート、フリーター「対策」はニートとフリーターを
正規雇用にするという、その元の経済的・精神的コストの出所を
無視した対策になっているわけで、
ニートやフリーターと正規雇用者が自由にお互いの立場を
行き来できるような社会を目指さなきゃいけないと思うんですよ。

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2010/07/03

読む前メモ:非実在青少年について

Filed under: コラム — ksk @ 12:41 AM

『非実在青少年論―オタクと資本主義―』鏡裕之/愛育社
を買ってきたので、読む前に現状の思考をメモっておきます。

■総論
「問題だ」と叫ぶことによって、
政治的な面で得をする人たちがいて、
その人たちが問題を作り上げて、
それによって割を食う人たちが反対をしている
「青少年を置いてけぼりにした」議論だと思います。

■各論
・非実在青少年議論について…
実はあまり案とかも読みこんでいるわけではないので、
現状は「この界隈のおおまかな話に対する印象」
レベルの事になってしまう。単純に勉強不足です。ごめんなさい。

・現状について
非実在青少年という年齢層に関わらず、性的描写はすごく増えてる印象。
街中でセックスとか、そういう単語を見る事が珍しくなくなった。
ニコ動とかのランキングでもそういう文面を見ることは多いような……
でも、きちんと経年で比較してないからあまり意味がないかも。

・性的描写が増えている中での青少年について
特に大きな動きはない印象。
問題になるような作品を発表するのは大人だけど、
しかしそれで実在する青少年が性の対象になる率が
変動しているわけではないと思う。
これも実際の数値を見たほうがいいかもしれない。

つまり、非実在青少年の性描写を規制するということは、
そのメディアを見て起こされる性衝動によって
「実在の青少年が性的被害を被ること」を防ぐ事にあるわけだけど、
はたしてそこまでここ数年のサイクルで青少年が
被害を受けるというケースが増えていただろうか?という事ですね。

・暗数問題
「明るみに出ていないケースがある」というお話。
全ての犯罪に共通することなのだけれど、
社会的な数値としての被害者は結局、
どれだけ社会が認知できたかという数値でしかないので、
その数値の増減はあてにならないというお話。
(学校でいじめの数値を毎年計らせると、
 微減していくんだって。先生たちが実績を落とさないために
 校内のいじめを認知しないからですね。)
これは規制派にも都合がいいんだよね…

・ニュース
視聴率戦争・劇場化が進んでる気がするので、
こういう美味しそうな話題はとびつきそう。
で、規制派にしておいたほうが社会的に叩かれにくい…
問題だ問題だと言うことで、実際に問題かどうかを隠しながら
問題化することができる最大のツール。

・効果
多分ないと思うのです。
ニアリーイコールゼロ。しかし反対したいのは
「エロマンガ規制したら犯罪が増えるぞ」という言論で、
それは根拠がないと思うので、規制反対派の議論としては
使わない方がいいんじゃないかなー、と思います。
文面も脅迫に近いし。

・誰の得になるか
「モラル」を盾にすると反撃が少ないと思うのです。
今回こそ「表現の規制」という反撃がギリギリ成り立っているけど、
インモラルなものに対する規制を政治的な面で喧伝するのって
どーも、嫌なんですよね。政治的な人気取りっぽくて。
これは僕の個人的な感情すぎますね。

・表現は規制されるか
直接的な表現を書かない/書けないだけで、
あんまり大きな影響はないんじゃないかと思います。
中世の頃に訓示の名を借りて裸体が描かれたのと一緒ですね。

・ゾーニングについて
「ゾーニングしろ」とは言うけれど、
でもその具体的な方法があまり示されてないですね。
コンビニ規制とか、ネット規制になっちゃうんじゃないのかな…
これはもう少し規制反対派が責任をもつべき話の気がする。

・教育
規制論は、青少年の健全な育成、のようで
実は無菌室に閉じ込めているだけでは、ということで、
毒に対して教育を出来る人が減るのではないでしょうか。
これはたとえ現実に犯罪が起こったとしても同じことで、
「これはやっちゃいかんのよ」と「事前事後に」対応できるか、
ということを追求していった方が効果は高い気がします。
究極を言うと、規制してもしなくても犯罪は起こるんですよね。
で、その数値が規制の有無だけでは変わらんのではと。
そうなると、「性教育」の(動因はネガティブだが)機会が減るのは
相対的に見るとマイナスでないかい?と…。

というわけで、読み終わったらもう一回書きます。

つぶやくつぶやく

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