2010/01/26

twitter社会論/津田大介/洋泉社新書

Filed under: 本・雑誌・マンガ — ksk @ 9:20 PM

twitterの入門書ではないが、twitter学の入門書のような感じ。
twitterってなんなのかと、どういう出来事があったか、
twitterがどのように使われているか、
っていうような事を網羅的に述べている感じ。
多分ネットに明るい人、twitterは既に普通に使いこなしているよ、
というような人は特に読まなくてもいいと思う。

筆者の立場というか姿勢は、しっかりしているので、
いつぞや読んだようなセカンドライフ本みたいに
「これからはセカンドライフが席巻する!」みたいな
そういうことは書かれていない。
それなりにフェアな本だと思う。

…が、特筆すべきところもないので、
これ以上の事も書けそうになかった。

ということで、以下は僕自身のtwitterに関するおしゃべり。

———————————————–
twitterは日本社会にどういう影響を及ぼすか?
ということについて…
今のところ一番影響がありそうなのは
mixiとのユーザーの取り合いだと思う。
mixiも多分それを感じて?ボイス機能をつけたんだと思うけど、
でもこれじゃmixiはユーザーを囲い込めないと思う。
mixiのボイスでは
・自分のマイミクのボイスしか見ることができない
・自分のマイミクのボイスは強制的に見させられる
という二つの事が起こっているから。
これは思ったより重たく、思ったより時に不快。
twitterのつけたり外したり、一方向でもいいという機能、
外部のプログラムとの簡単な連携、基本的にIDなくても
書いてることは全部公開、というこの公開状況でしか
発生しえないことはmixiでは出来ない。

それが何で大きいかというと、
その機能の違いによって、mixiじゃなくてtwitterを選びたい人は、
「自己実現欲求の高い面白い人」を含むと思う。
twitterも、結局mixiみたいな使い方、一部の友人知人との
チャット機能程度にのみ使っている人は多いのだけれど、
ここではおそらく「面白い人」のmixiからtwitterへの流出が
起こるんじゃないかなということが重要ということで。

そうなるとmixiは普通の日記サイト+ゲームができるサイト、
という利用方法に偏っていくと思う。
閉鎖コミュニティが作れるのは便利な機能だけれど、
これはコンテンツとしての価値はあんまり高くないと思うし。

が、これはtwitterはマジ面白いという賛美じゃなくて、
「ようやくmixiから移動すべき対象が出ちゃったけど、
mixiはこの先どうするんだろう?」
ということだったりする。

最近、身の回りの人が書きこむ率は…mixiからtwitterに移ってきたかな?

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2件のコメント »

  1. 自分も去年の末くらいからついったー始めた。
    知ってはいたけど、何が出来るのかが明確にわからなくて、スルーしてた。
    キッカケは弟に誘われただけなんだけど、mixiがめんどくさくてたまらない自分と相性がいいかんじ。
    しばらくなにやったらいいかわかんなかったけど、ようやく自分なりの使い方が出来てきた感じだわ。

    相変わらずkskさんの意見は着眼点と分析がするどくて興味深く読ませてもらった。
    kskさんは「自己実現欲求の高い面白い人」なのでさっそくフォローさせてもらうよ。

    コメント by べえ — 2010/01/28 @ 10:45 PM

  2. おほめ頂きありがとうございます。
    twitterは人数によってがらりと風景が変わるので、
    そういう面も面白いですね。
    RTされたり、ふぁぼったー登録されたりすると
    結構嬉しくなれます。

    コメント by ksk — 2010/01/28 @ 11:06 PM

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